寅さんを求めて越前海岸から永平寺を巡る旅

寅さんを求めて越前海岸から永平寺を巡る旅

 梅雨が開けて夏休みに入った週末に越前海岸から永平寺を巡る寅さんスタンプラリーをしてみました。
夏休みの海岸線を走ることになるので、海水浴で混むかもと思い、夜が明ける頃に敦賀から越前海岸を北上しました。 先ずは越前岬の灯台に寄ろうとしたら、通行止めで大幅に迂回しなければならなかったので諦めました。
 次は呼鳥門(こちょうもん)です。寅さんのバスが通過するところがチラッと映るのです。トンネルを抜けると呼鳥門でした。浸食でできた穴ですが、穴の上は金網で崩落防止が行われています。かなり岩が落ちています。危険なので通行禁止です。

福井
早朝の越前海岸
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越前岬は通行止
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呼鳥門
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ここで行き止まり
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呼鳥門の海岸
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越前海岸
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呼鳥門の海岸線のパノラマ

 夫婦岩とか弁慶の洗濯岩とかに寄りながら漁火街道を北上しました。
夫婦岩だと思った岩は、雌岩でした。雄岩は隣にあったのです。
 鮎川園地キャンプ場あたりからは、映画に映っていた岩を求めて海岸線を見るのですが、思うように見つかりません。
とりあえず、キャンプ場の長く突き出た岩、亀島が見える海岸線などを撮って、長橋の港です。

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夫婦岩の雌岩
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弁慶の洗濯岩
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鮎川園地キャンプ場
 

 長橋の港は、オープニングの夢の撮影地というので寄ってみたのですが、様変わりしててよくわかりません。山は朝日の逆光で思うように見えません。
港内は朝から働いている人や釣り人がいて、恥ずかしくてウロウロしにくい。困った。

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長橋港の防波堤と岩
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橋の上から港
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海が見えない


一番楽しくてスリルがある東尋坊へ

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東尋坊

 九頭竜川を超えて海岸線を進むと東尋坊タワーが見えてきました。寅さんと吉永さんたちがバターで笑い転げるところです。寅さんと合流した吉永さんたちはディスカバージャパンの雰囲気ではありません。寅さんワールドの旅です。

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九頭竜川
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東尋坊タワー
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福良の海蝕洞

 寅さんたちが岩の上に立って記念撮影をしていたのはどこなのか。後ろにシフォンケーキのような形の岩がありますが、名前が分かりません。立体模型では屏風岩と書いてあるようですが、隣の岩肌を屏風岩と案内しているものもあります。
シフォンケーキの沖に写っているのが軍艦岩です。
シフォンケーキの手前の海岸線が、千畳敷です。石を切り出した跡地なのでここだけ平坦になっています。
寅さんたちが岩の上に立っているのが2カットありますが、どちらも千畳敷の上の岩です。それも隣どうしです。
最初の岩のカットは遊歩道の上から。次の岩は、千畳敷の海岸線から撮っていました。
周りが絶壁のこんな怖い岩の上に立つ観光客はいません。吉永さんは、よくこんなところを飛び跳ねたもんです。でも楽しさは伝わりました。
私が行ったのは朝の8時頃。光の具合から、たぶん寅さんたちもそんな時間だったのだと思います。

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東尋坊の立体案内
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寅さんが立った岩
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吉永さんが飛んだ岩
 

吉永さんたちが立っていた岩に絵を切り貼りしてみましょう。

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立っていた二つの岩
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バターの岩
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向きを変えて二つの岩
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吉永さんが飛び移った岩
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吉永さんを正面から
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寅さんは座っていた
 

よくもまぁこんな岩の上にというところです。吉岡くんなら、やってらんねぇぜ!と純のように言ってたでしょう。
 次は、吉永さんたちが笑い転げる松林です。高浜虚子の句碑があるところの奥です。
撮影当時はできたばっかりのところだったのかもしれません。今は夏なのにあじさいが咲いていて、鬱蒼とした草むらです。草刈りはしないのでしょうか。もう笑い転げることはできそうにない。
吉永さんの後ろに岩が映っていました。
松林は大きくなっていて、撮影当時に90度曲がっていた松の木もそのままの姿で大きくなっていました。

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あじさいが咲いていた道
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右端の松が曲がっている
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寅さんが顔を出した松のつもり
 

 東尋坊をウロウロして、越前海岸を北上します。

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遊覧船が動き出しました
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雄島が見えている
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昔の撮影ポイント?
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東尋坊のパノラマ
 

越前海岸 越前松島

 松島水族館の隣にある松島観音堂へ。お客さんが少ないです。

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越前海岸 越前松島
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隣の水族館
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遊歩道を右に曲がると観音堂
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松島観音堂
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この石段を下って行った
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観音堂の前のパノラマ
 

永平寺の近く

 小松、金沢方面は、次の機会にして、永平寺方向へ戻ります。
最初は、楽しい旅が終わって、寅さんが吉永さんたちを見送る永平寺口駅。
ホームと駅舎とかの位置関係が分からなかったのですが、行ってみて分かりました。
寅さんが吉永さんを見送る2番ホームは、屋根とかが変わっていました。
ホームの隣に建物が二つあります。新しい駅舎と昔の駅舎。昔の駅舎は映画でも映らなかったので、そんなものがあることさえ知らなかった。昔の駅舎は地域交流館になっていました。
 うろうろしていたら遮断機の音がして電車が入ってきた。今は、えちぜん鉄道勝山永平寺線の電車。
遮断機でホームに近寄れなくて、寅さんのようには写せなかった。がっかり。
 2番ホームから永平寺に向かう線路が残っていますが、駅を離れると撤去されていました。線路跡は「永平寺参(まい)ろーど」という遊歩道になっています。

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今の2、3番ホーム 左に新しい駅舎がある
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福井方面の線路 左のホームの左に昔の駅舎がある
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2番ホームから勝山方面の線路 右に曲がる線路は昔の永平寺に向かう線路
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左に新駅舎、右に旧駅舎
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旧駅舎は地域交流館
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2番ホームの福井行き電車
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2番ホームの福井行き電車
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福井へ過ぎ去る電車
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過ぎ去る電車

 吉永さんの電車が過ぎ去って、一人寂しく歩く寅さんがこのロケのラストカットですが、このカットがどこなのか?。寅さんの右に電車、遠くに二つ三角が飛び出た山の稜線。
家が増えて、お店は無くなってしまってますが、旧駅舎の前を歩いていたようです。二つの三角山もありますし。寅さんは、踏切のところで左に曲がって消えてった夕暮れでした。

 地域交流館におじゃますると、寅さんのロケを伝える当時の新聞がありました。「ふくいシネマ散歩」の記事。アンノン族の旅が綴られていました。
日活女優だった吉永さんが、松竹初出演映画です。おいちゃんは二代目の松村さんになったと記事にある。

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ラストカットかな
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美しい日本の原風景 アンノン族の旅
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旧京都電燈古市変電所
 

 次は寅さんと吉永さんたちが仲良く意気投合するきっかけとなる、バターの旧京善駅です。
 道が狭くて分かりにくかったのですが、何とか行けました。
映画では、小菊の花を見ている吉永さんが、お店に入って、お店の外で写真を撮っています。映画では線路が映らないのです。でも線路沿いの電柱がありますし、寅さんたちは永平寺口駅を背にして立ち、カメラの女の子は、永平寺側に立っているのは分かります。
たぶん線路とお店との間に立って、記念写真を撮っていたんでしょうね。

 アンノン族の旅の風景は、線路の上を歩く吉永さんたち。よく当時の感じが出ています。右に少しカーブしているこの線路は何処なのでしょうと、調べるとどうも荒谷の国道と交差しているところのようです。

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バターのところ
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カメラの女の子方向
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荒谷の線路跡
 

永平寺の近く

 吉永さんたちの福井の旅の始まりは、永平寺からです。
福井のテロップの絵は、永平寺のお土産屋さんが並ぶ門前町から瑠璃聖宝閣の屋根が映る。右に旅館山光の看板がある。たぶん今のお土産屋さん山侊だと思いパチリ。
映画では永平寺の龍門から出てくる吉永さんたち3人娘をお店の中から撮っています。

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瑠璃聖宝閣の屋根
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お店の中から
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永平寺の龍門