寅さんロケ地 第9作 男はつらいよ 柴又慕情

寅さんロケ地 第9作

 BSの寅さんをみていましたが、義理の父が寅さん全48作を購入しまして、たまに借りてみています。中国地方へ来て、寅さんのロケ地があちこちにあるのを知りました。その後地元近畿や中部にまで行動範囲を広げて、寅さんスタンプラリーをしています。

寅さん第9作は吉永小百合さん初登場の回です。ロケは金沢兼六園から東尋坊の北陸黄金ルートです。
色々な寅さんビックサイトを参考に私もあちこち見て回っています。
寅さんと同じように反省の日々を過ごしておりますのよ。

第9作 男はつらいよ 柴又慕情

 柴又で色々あって旅に出た寅さん。
旅先で小百合さんたちと出会い一緒に北陸を旅する。

朝早く出かけて、夜明けとともにうろうろスタンプラリーの始まりです。



冒頭の夢は、漁火街道の港から

福井
立派な橋ができて

 冒頭の夢は福井県長橋町の港から。
ロケ当時とすっかり変わって、防波堤もできて、港をまたぐ大きな橋も架かっていました。
 さくらさんが岩ノリを取っていると悪役登場です。
立ち上がったさくらさんの後ろに防波堤が映るのですが、今は形が変わっている。防波堤の左に海が映っている。でも今は海が見えない。
 寅さん登場です。紋次郎のように楊枝の様なものをくわえています。札束を出してさくらさん一家を助ける。
寅さんの後ろの海には岩の島が見えているけど、今は防波堤で見えない。

福井
岩ノリを採っている
福井
さくらの後ろの山
福井
寅さんの後ろの山 朝日が逆光
福井
昔は石垣だった
福井
後ろは昔の石垣のまま
福井
防波堤で島は見えない


夢から覚めるのは金平駅

夢から駅員に起こされるのは、尾小屋鉄道の金平駅。
すまねぇすまねぇと言って駅舎から電車に向かう。電車に乗って小松とは反対方向に出発する。よくあることです。んでタイトル音楽
 現場に行ってみて、昔の駅舎はどこだったんだろうとあちこち眺めるのですが、よくわかりませんでした。
電車がまっすぐ進むのが、今の道の部分だとすると、ホームと駅舎が田んぼの中になる。ところが田んぼには、駅舎があった面影もなく見事な田んぼなのです。
帰ってからググで見てみると、道の隣の草の部分が線路だったみたいだけど・・・

小松
すまねぇすまねぇ
小松
電車はまっすぐ進む


金沢を旅する吉永さんたち

 寅さんが柴又へ帰ってくると、貸間ありの札が下がっていて・・
場面は変わって金沢。
最初の金沢の遠景のカットはどこなんだろう。手前に川があって甍の家並みがあって丘がある。丘の上には建物がある。いったいどこなのでしょうと思い、見晴らしのよい大乗寺丘陵公園へ行ってみた。
夜景の名所だけあって見晴らしはいいです。日本海が見えて、兼六園の森も見えています。目立つのは香林坊の方の北國新聞会館のビルがあって、その奥に金沢駅前のポルテ金沢のビルも見えています。
でも丘の上に建物は見えません。石川門も見えない。寅さんのカットとは違う。兼六園の上からも撮ってみましたが、ここからも丘の上に建物は見えませんでした。
映画で見ると左が河口に向かって下っているけど、光は逆光なのよね。

 えらいもんで分かる人にはわかるそうです。ここは兼六園の北東側から兼六園の南側の丘を撮っているそうです。
逆光は合っていたけど、左が河口ではなく、左が浅野川の上流側だったんですね。
たいしたもんです。

金沢
右に金沢城公園と兼六園
金沢
兼六園の奥にも丘が見える
金沢
兼六園の上から


取水口から老舗記念館

 次は川の堰のカット。
犀(さい)川の片町取水口かなと思って行ったけど、堰の形が違っていて、どうも同じとは思えない。
実は堰が河口側に位置を変えて更新されたみたいです。ですので場所は合ってました。
 次は老舗記念館。ここで吉永さんたちが登場です。
一緒に旅する高橋基子さんは、伊佐山さんと同じように気になる脇の人だった。どっきりとか出てましたね。

金沢
片町取水口
金沢
下流側から撮ってみた
金沢
今は老舗記念館


長町武家屋敷

 大野庄用水のカット。映画では道がカクカクと曲がっているのですが、今は割と大きなアールになっているように感じられた。
写真を撮りながら歩く三人娘。
吉永さんと同じところをそっと手で触る壁。

金沢
大野庄用水
金沢
長町武家屋敷


兼六園

 ディスカバージャパンかぁ。どこ行ってもおんなじねぇ。
なんていいながら次は兼六園の内橋亭から霞ヶ池。
お昼の後は桂坂の万清亭から金沢城の石川門に向かおうと、石段を降りる。このとき寅さんの口上の前を通る。すれ違っていたのね。
石段の下の角柱は、皇太子殿下の記念碑でした。

金沢
内橋亭から
金沢
白鳥?が泳ぐ
金沢
万清亭の前
金沢
寅さんのバイの前を通る
金沢
この石段を降りた
金沢
記念碑と石川門


山錦楼に泊まる

金沢
犀川橋の前を歩く

 バイに疲れてとぼとぼと犀川橋の前を歩く寅さん。
山錦楼に泊まったのかと思ったけど、玄関は違う旅館。 吉永さんたちも同じ旅館に泊まっていた。でもここでも寅さんと彼女たちの接点はなく会話はまだない。間接的に文句を言ってもらったというよくない印象の接点はある。

金沢
右の道を上がって行ったのかな
金沢
山錦楼
金沢
翌朝の犀川橋


福井を旅する吉永さんたち

福井
今は瑠璃聖宝閣の屋根が見えない

 福井の永平寺を旅する吉永さんたち。
今はお土産さんの山侊の前あたりから瑠璃聖宝閣の屋根が映り、永平寺の龍門から出てくる吉永さんたち。

線路の上を歩く吉永さんたち。あの当時のコマーシャルみたいな風景。
荒谷の国道364号との交差地点にあった踏切だと思うのですが、映画では踏切の道が国道にしては狭いような気もするんですけど。

福井
お店の中から龍門
福井
線路の上を歩く
福井
反対側の線路は直線


京善でバター

 寅さんと出会う京善の駅。京善駅前のお店でチーズと言って写真を撮る吉永さんたち。フィルムがもったいないからと沢山は撮らない。
お店で寅さんと出会い、気まずい雰囲気になったけど、お店の外で記念に写真を撮る。
寅さんはシャッターの時にバターと言う。御前様みたいに。 それがきっかけで吉永さんたちは笑い転げる。

福井
バターと言った京善の駅前
福井
カメラがある方向
福井
今も線路跡に残る勾配標


バスで移動する吉永さんたち

 すっかりなごんだ寅さんと吉永さんたちは、バスに乗って東尋坊へ向かう。
でもロケバスは、東尋坊とは反対方向へ向かっている。たぶん光の関係でしょうね。
 バスからの風景は、オープニングの港の近くの亀島から鮎川園地キャンプ場のあたりを往復して撮ったんだと思う。
吉永さんの後ろに特徴のある三角岩が二度も映っているから。
鮎川園地キャンプ場の岩が映り、お墓の後の港は長橋小学校あたりだと思う。湾を通過するときに後ろに亀島が映っている。

福井
最初はキャンプ場の岩
福井
バターで盛り上がる
福井
似たような三角岩
福井
亀島が映っていた
福井
似たような波


東尋坊でもバター

 東尋坊に着いた寅さんたち。場面はいきなり岩の上で記念撮影。
千畳敷の上の方の岩の上に立っている寅さんたち。みんな笑っているけど、とても怖そうな岩の上。
次の岩も近くのというか隣の岩の上で記念撮影。吉永さんは笑って岩を飛び移るけど、近くで見るととても怖い岩だった。
越前松島観音堂のロケがあって、東尋坊の高浜虚子の句碑があるところで笑い転げる吉永さんたち。

福井
東尋坊の岩の上
福井
バター
福井
岩の上を飛び移る吉永さん

急に越前松島観音堂になる。

福井
観音堂の中の寅さん
福井
観音堂に入る吉永さん
福井
観音堂から逃げる吉永さん
福井
笑いながら歩道を歩く
福井
観音堂の前の石段を下る
福井
黄色い服を着た人

東尋坊のロケに戻る。

福井
奥は軍艦岩
福井
吉永さんたちが笑い転げる
福井
チューリップハットの寅さん
福井
寅さんの後ろの風景
福井
越前松島の松林

寅さんがチューリップハットをかぶって、吉永さんたちが笑い転げていたのは東尋坊のロケですが、家に帰って予告編を見ていたら、寅さんがチューリップハットをかぶっているのは越前松島でした。
最初に越前松島でロケして、後から東尋坊のロケを追加したのでしょうか。
しかし後から吉永さんが飛び移る岩のロケを追加したとしたら、怖すぎるスタッフだわ。



お別れは東古市駅

 ディスカバリージャパンのような旅が、寅さんと合流してもっと楽しい旅になった吉永さんたち。
旅の終わりは、京福電鉄の東古市駅。今は永平寺口駅。

福井
福井行きの電車が待つ
福井
吉永さんに記念の鈴をもらう
福井
電車が出発する
福井
過ぎ去る電車
福井
見送る寅さん 逆だった
福井
駅前を歩く寅さん




ラストは瑞浪

信州
ゆったり歩く
瑞浪
橋を歩く寅のつもり

 ラストは、吉永さんは多治見へ、寅さんは瑞浪の木造の橋をゆったり歩いている。
この木造の橋は架け替えられて、今は隣に青い鉄骨の橋が架けられている。
寅さんが橋の上から河原をみると秋野さんが立ちしょんべん(じゃないか)。あにき~っ。と河原から寅さんに持ち上げてもらう。
そこにペプシの搬送トラックが来て、ちょいと面倒見てくれよと乗せてもらって、南の方へ向かうペプシ車の遠景で終わり。
橋も変わって、川の流れも変わっていました。ちょうど電車が通ったのですが、映画のようには映りません。

信州
暑そうな寅さん
信州
橋を渡ると
瑞浪
秋野さんがいたつもり
瑞浪
寅さんに持ち上げてもらう
瑞浪
ペプシ車が去っていく
瑞浪
電車が走った
瑞浪
ラストの場所からパノラマ